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GIVE and TAKEプロジェクト
by.千葉大生留学生チーム

HELLO GARDENを使ってみたよ

5月中旬、英語の文章で届いた、スペースレンタルのお問い合わせ。
翻訳アプリに頼りながら読み進めてみると、千葉大学の大学院でデザインに関する研究をしている留学生からの依頼でした。研究の一環で、物々交換の検証をしてみたいとのこと。

「人が集まるHELLO MARKETの日に自分たちブースを並べて設置して、どんな人がどれくらい、ここで自分が所有しているものとトレードするか検証してみたいのです!」と、伝えてくれました。会話を進めると、彼らはタイからやってきた留学生だということも分かりました。日本に来てまだ間も無く、日本語も勉強中という彼ら。詳細を決めるための打ち合わせは、唯一の共通言語である英語で進めていきます。

慣れない英語に内心大汗をかきながらも、この場所を見つけてくれた、彼らの期待に応えたい一心で、スタッフも必死でレンタルの仕組みや、貸し出せる什器の大きさ、当日の集合時間などを伝えます。なんとか当日8:30にHELLO GARDENで落ち合おう!というところまで話を進めることに成功◎
企画の趣旨を記載した、配布用のチラシも持ってきてくれました。

当日朝、ブースには彼らの手元にある「交換可能なものたち」がズラリ。
このアイテムたちは事前に用意された特設サイト上でも確認することができたので、事前にチェックした上で交換をしにきた人もいたようです。
(現在サイト上には、この日トレードの末彼らの手元に残ったものたちが掲載されています!)

午前中は、日頃よくHELLO GARDENを利用してくれる方々が興味を持ち、英語を駆使しながらたくさんコミュニケーションを取る姿が多くみられました。

近所に住む男性は英語を駆使し「have something and i’ll be right back!!(何かを持って、すぐに戻りますよ!)」と伝え、帰宅。すぐにお気に入りの写真集をもって戻ってきました。

写真で記録を残せなかったのが心残りですが、こちらの男性は新品の白いTシャツと交換が成立し、とても喜んでいました。

午後になると公園で遊んでいた子どもたちが次々に興味を持ち、お互い身振り手振りてコミュニケーションをとりながら意思の疎通を図る姿も。なんとなく意味を理解した子どもたちは急いで家に戻り、カバンいっぱいにおもちゃや文房具を詰めてHELLO GARDENにカムバック。新たなおもちゃをGETしてニコニコ笑顔に。

こちらの少年はお母さんとお散歩中に、シロクマとサメのぬいぐるみに一目惚れ!お母さんと相談の上、サイズアウトしてしまったフォーマル一式を取りに一旦帰宅して、こちらのぬいぐるみと交換。ホクホク満面の笑みで帰っていきました。

最終的には10人程度の人たちと物々交換が成立したとのこと。主催の学生さんたちも「想像以上の結果です!」と喜んでいたので、検証成功ということでしょう。

感覚的に趣旨が伝わるプロジェクトが間に挟まることで、多少の言葉のハードルを飛び越えたコミュニケーションが自然発生的に生まれていくということ。そして、子どもの頃はもっと臆せずに誰とでもコミュニケーションが図れていたなぁと思い出すきっかけにもなり、私たちにとっても学びの機会になりました。

HELLO MARKETの出店者さんたちも、タイ語で「ありがとう」は何て言うの?と尋ね、商品を購入してくれたメンバーに早速「コップンカー!」と手を合わせていました◎

この「GIVE and TAKE」プロジェクトは、オンライオン上で交換が成立する場合もあるようですが、こういった交流はオフラインの場ならではの風景で、この日彼らがブースを置いてみよう!と思ってくれたからこそ生まれたワンシーンだなと嬉しく思ったのでありました。

彼らが通う千葉大学には、多くの留学生が通っているので、これを機に、またたくさんの留学生の皆さんと関わりを増やしていければと願っています。(英語力UPするぞーーーー!!)

Thank you for using HELLO GARDEN.
Let’s do something together again!

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