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vol.4 小顔になるトレーニング

イベントレポート

\間違った習慣を見直して、新しい美容メソッドを手に入れよう!/

“いかに頑張らないで賢く綺麗になるか”をテーマに、正しく綺麗になるコツを掴み、美容グッズの効果を最大限に引き出せるスキルが身につく「小顔になるトレーニング」を身体調律家の木村祐介先生に教えて頂きました。

●正しい身体の使い方を知ろう
肩こり、首が痛い、猫背、腰痛、外反母趾、巻き肩、足が痩せない、おでこのシワが気になる、ほうれい線が出てきた、顎下がたるむ気がする、昔に比べて顔が大きく感じる、などなど・・・。
美容や健康に関するお悩みは尽きませんよね。

木村先生曰く、これは自分で自分の身体の使い方を間違えている(理解していない)ことで、どんどん身体を苦しめている結果なのだとか!!
知らず知らずのうちに、自分が悪い方向に持っていってしまっている、“ちょっとした癖”を見直すことで、「あ、なんだそんなことか!」と気づき、自然と改善に向かっていきます。

美顔器や、パック、化粧水などの美容グッズ、いろいろ良いものを揃えても、
今までイマイチ効果がでなかった・・・そんな経験はありませんか?

それは、モノが悪かったのではなく、”身体の仕組みに合った正しい使い方”を理解していなかっただけ。身体の仕組みのイメージが、頭の中で繋がっていないだけなんです!その仕組み、実は超簡単!!では、早速その仕組みを一緒に紐解いていきましょう。「身体はこう繋がっている」を理解するだけで、日々のトレーニングが劇的に変わりますよ!

※ところどころ、木村先生のInstagramから説明動画のリンクも引っ張っていますので、言葉の意味がわかりにくい時は、ぜひ参考にしてみてくださいね^^

記事の後半は、代表的なお悩み別に記事をまとめているので、ご自身のお悩みに合わせて読み進めてみてください!

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●木村式・小顔ワークアウト『賢く綺麗になる法則』

▶︎顔の体幹は”◯◯◯◯”!!
体幹=身体の中心、幹になる部分のことを言いますよね。
ここを鍛えることで姿勢が良くなり、身体の無駄も無くなっていくことを知っている人、また実際にトレーニングしている人も多いのではないでしょうか。

では、顔の中心はどこでしょう。

顔の筋肉は、それぞれ唇の口輪筋に向かって伸びているため、顔の中心は唇の筋肉になる。つまり、顔の体幹は”くちびる”なのです!!

▶︎でも、顔の体幹ってどうやって鍛えるの!?
顔の体幹と言われても、どう鍛えたら良いのか、イマイチピンと来ないと思います。ヨガを経験したことのある方は想像しやすいと思うのですが、片足立ちをして体幹を意識するような代表的なポーズでも、その姿勢をじっとキープすることが1番大事ですよね。

顔も同じで、動きたがっている表情筋を止め、顔の体幹である唇をギュッと締めて顔全体の筋肉が動かないように負荷をかけることで、顔が引き締まっていく。唇に負荷をかけないで、マッサージや顔を動かすエクササイズをしたところで、
それはただの“動作”でしかない。

ズバリ!今日は「くちびるを閉じることで顔を引き締める」という木村式メソッドを学んでいきます。

唇という名の体幹を締めて、たるみのない顔の姿勢を整えることを意識していきましょう。頭の中で「顔の中心は唇!!唇にずっとイメージを持っていくようにすると顔は締まるんだ!」と言い聞かせることが、超重要!超大事!!

参考▷https://www.instagram.com/p/Btifrdpng0G/
  ▷https://www.yusuke-kimura.info/blog/715

▶︎顔の筋膜は”◯”方向に走っている
顔の筋肉は、ストライプ状に縦方向に走っていて、横には走っていません。そのため、「ニー」って口を開けてみると横の動きでひずみができてしまう。「オー」の口にするとたるむ部分は無いですよね?

提灯を想像すると分かりやすいです。提灯も、縦の構造で出来ているので、縦には伸び縮みするけど、横に伸ばそうとすると破れてしまいますよね。人間の顔も唇を中心に、縦に筋膜が伸びているので、縦方向に意識があると顔は引き締まるのです!

他の例で言えば、スポーツ選手。人間の筋肉は縦に出来上がっているものなので、横に動くスポーツをする人は、身体が横に発達してガタイが良くなる。例えば、柔道やレスリング、ラグビーなど。逆に、体が縦に伸びるような、バレリーナ、走り高飛び、バレーボール、バドミントンなどをする人は身体が縦に細い。

これまで話してきた筋肉の向きの原理から、そう考えられます。こういった意識を持っているのかの違いで皮膚がだんだん開くか伸びるか、変化が起き始めます。意識を持つか持たないかで、身体は忠実に変わってきます。意識の問題で体型は変わるのです!!同じ体重でも、意識の差で体型まで変わってくるんです!!

重力は下に向かっているので、何も意識をしていないと圧に負けてくる。そうすると、横に広がっていく。年取ったら顔が広がってくというのも同じ理論なのです。(・・・一同驚愕)

▶︎足の○○○を意識すると、顔が引き上げられる!?
全然関係ないように思えるのですが、足のつま先「筋膜(筋肉の皮膚)」は、身体の裏側の筋肉たちを包み込みながら、頭の後ろ(後頭筋)を通り、おでこの眉上あたり(前頭筋)まで繋がって走っています。その先にぶら下がるように存在しているのが“表情筋”なのです。

つまり、足のつま先は、顔を引き上げるための隠されたスイッチなのです!!
スポーツ選手で、顔がたるんでいる人ってあまり見かけませんよね?それは、つま先重心で動いているから。一般の方は、かかとに重心が乗っている人がほとんど。それがたるみの原因だったりします。

では座った状態で、その“つま先重心”の効果を感じ取ってみましょう!

①椅子に少し浅めに座り、足のつま先をちょっと前側に出し、つま先でポンポンと床に触ってみる。
②そのまま両足を引いてみる。そうすると今つま先重心の座り方になる→背中が丸めにくくなる。
丸まろうとしてみても結構難しい。
③逆にかかとをポンポンって付いてもう1回お尻を踏み直してみると丸まりたくなる。これは、おでこが引っ張れなくなってしまったから。

つま先重心によって、体の状態が変わることを体感いただけましたでしょうか。ということで、「姿勢を良くする=顔が上がる。」

オフィスワークがメインの人は、常につま先を引くことを心がけてみて◎
それと同時に、唇を閉める。そうすることで、おでこと唇で引っ張りあって、頬のあたりのたるみが取れて目が開く、ほうれい線が無くなる!いいことづくめですね!!
参考▷https://www.instagram.com/p/BnDvVpXHQ1o/?utm_source=ig_web_copy_link

▶︎自分の体の重心で顔は作られている。
ここまでは、つま先とおでこが繋がっているよ!という話をしてきました。
つま先重心で立ってみるとわかりますが、胸が自然と張る。
また、下唇と胸の筋肉は繋がっているので、下唇を意識していないと胸は下がります。

これらのことから、「良い姿勢と唇とゆう2つの柱だけで人は綺麗になれる。」と言えるのです(拍手)なので、今回のトレーニングでは、徹底的に唇の締め方を覚えること!

◎(あ)の顎で(お)の唇。これで話すと顔にストレッチがかかるのを感じられますか?
×(い)と(え)は横を巻き込むように使うから、ほうれい線を作るような発生になる。

参考▷https://www.instagram.com/p/BxWgPyPHPb9/

普段、自分がどういう風に喋っているか分析してみて!特に日本語は口を横に引く発音が多いので、それを続けるとほうれい線ができやすくなる。なので、意識してムンクの叫びのように横を狭め、唇を前に出すように話す。そうすると、前に音が飛ぶから人に伝わりやすくなるし、ほうれい線もだんだんと消えていきますよ!

↓こんな風に意識してみよう↓
・(お)の唇で(え)
・(う)の唇で(い)
・(う)の唇で(あ)
を発生して喋るようになると、話すだけで綺麗になっていきますよ!

(とはいえ、これはちょっとレベルが高い!!日常生活の中では、基本の(あ)の顎で(お)の口を2割の意識で過ごすことから始めましょう◎確かに、木村先生はこの法則で終始お話されていました!!さすが!!)

▶︎閉じた唇を動かしてみる
(あ)の顎で(お)の口にしたところから、唇のピンクのところだけ唇だけを閉じて、行きたい方向に動かす筋トレを。唇を鍛えるには洗口液(モン●ミンなど)を口に入れて練習すると良い。

参考▷https://www.instagram.com/p/BxWgPyPHPb9/

●お悩みファイル1:〜ほうれい線が気になる〜
A.リフトアップさせることがほうれい線をつくる!?

器具を使って皮膚だけをあげてしまうと、皮膚が上にあげられて、そこの空いたスペースに脂肪が入りこもうとする。そして、皮膚が重くなり重力に負けて下がってきてしまう。それが、たるみやほうれい線の原因に。
良かれと思って、使っていた器具で、骨から皮膚を剥がしてしまい、そこに脂肪が入り込む隙を与えてしまっていたなんて・・・(大ショック!)

▶︎では正しいリフトアップの方法は?
(あ)の顎で(お)の口をしたところから、唇を閉じ、そのまま唇と皮膚が引っ張り合っていることを感じながら、手で皮膚にアイロンをかけるようにして化粧水をつけるなどの、ケアをしてあげましょう。

大事なのは、唇を意識しながらテンションをかけ、皮膚を筋肉から決して離さないこと。繰り返し癖づけていくことで、顔の中の骨格がしっかりと目立ってきます。それこそが”引き締まった顔”です◎
シワ予防&小顔エクササイズにもなり一石二鳥ですね^^

化粧水をつける時は▷https://www.yusuke-kimura.info/blog/994
美顔器を使う時は▷https://www.instagram.com/p/B1YQFy3jKL5/

●お悩みファイル2:〜クマや目尻のシワを改善したい〜
A.目は下瞼で見る意識を
普段、上目で見ているか、下目で見ているかによって変わってきます。

○上瞼が上がり、下瞼も下がる状態
→眼球がいつも上に向いた状態。下瞼が働くと目は正面を向く。

×上瞼だけを上げる
→下瞼が働いていないと、目だけが上を向いてたるむ。

そうすると、下まぶたにかかるテンションが無くなって落ち、目の重さで目の下の脂肪(本来そこにあるべき脂肪)をブチュっと潰してしまう。
潰された脂肪はどこかへいってしまい青い静脈が見えてきてしまう。
よって、スマホは上瞼でみちゃいけない下瞼で見る意識を持ちましょう!

▶︎アイクリームを塗る際は手で唇と対極に引っ張る
つま先に重心を持ってきて、”(あ)の顎で(おの)唇”にし、下瞼で見える位置で鏡を見て、手で唇と対極に引っ張るようにして塗ると4点で引っ張り合うことになるから、絶対に綺麗になる!!ちなみにクリームは外から内に塗ってシワを無くしていくことがポイント。目を開きたいなら目尻を開こうとすること。

●お悩みファイル3:〜肩こりが治らない〜
A.かかと重心ではなく、つま先重心を心がける

肩こりの無い重心にするために、かかと重心ではなく、つま先重心を心がけること。お尻の下をつま先に持ってくるイメージで。

①お腹の皮膚を上に持ち上げる
②喉を上に持ち上げる
③下瞼をちょっと上に上がる感じ。

参考▷https://www.instagram.com/p/BpEwN4anltX/

この姿勢を意識する。オイルなどを塗るときにはこの姿勢で塗ると皮膚が柔らかくなります。お尻の下、お腹、胸、喉、唇が途中でコネクトして肩甲骨、二の腕、手の小指が下に伸びる感じ。自分で重さを作っていて、この重さを噛んで食いしばってしまっている。お尻の下が大事。体を綺麗にすることは体を伸ばしていくこと。

▶︎小指に意識する
小指の筋膜は、二の腕や肩甲骨を通って首に繋がっているため、何かを持つときや、文字を書く時などに親指ではなく小指を意識して使うことで、二の腕の外側が締まって肘が伸びやすくなり、肩甲骨が収まるので、自然と背中やデコルテが綺麗になるのだとか!
日常動作で小指を意識するだけでデコルテスッキリ、首も長くなる。これは朗報ですね。

親指は顎に繋がっているから、いきんだり噛み締めてしまう人は良く親指を引っ張ること。
参考▷https://www.instagram.com/p/Bj4Dwt0lHzO/
https://www.yusuke-kimura.info/blog/377

親指を握っていると、体全体が縮こまって肩凝りの原因になるので、なるべく伸ばす癖をつけること。逆に小指を軸に他の指を動かすと絶対疲れないし、肩がこらない身体になるのだそうですよ◎

木村先生に思いっきり引っ張ってもらった後の指。伸びた!比較すると歪んでいたのがよくわかります。

●お悩みファイル4:〜顎がズレている〜
A.太ももの皮膚を外側にねじる
顎はブランコのように頭にぶら下がっているだけなので、重力の方に顎は傾いていく。また、髪の毛をかき上げる時などの、くせの方向に向いていってしまうので生活様式や前髪の向きとかで、大体分かってしまうのだそう。背骨を伸ばすようにすると、自然と顎は傾けなくなる。なので、顎を治すには自分で姿勢を矯正する必要があります。

まずセルフチェックとして、どちらで足を組むかを確認してみましょう。
ほとんど右が上になっていると思います。なぜなら左のお尻の上に体重が乗っているから。こういう人の足の甲は、左の方が高くなっている。そうなってしまう理由は、皮膚が曲がっているからなのだそう。(皮膚が曲がってるってなんだ!?と思うかもしれませんが読み進めてみて!)

足組の癖がわかったら、もう一回普通に座り直し(写真参照)、上になってしまう足の太ももの前と裏に手を置き、ひねって皮膚を外側に回す。3箇所ぐらいちょっとずつ。この時、唇を閉じていることで、筋膜が連動して情報が上に伝達できます。ほうれい線の深い浅いもこれで全部取れますよ◎(なんかもはや筋肉がスケルトンで見えればいいのに・・と思えてきますね。笑)

●お悩みファイル5:脚を組む癖がある
A.つま先重心の座り方を意識する
結論から言うと、足を組んだ姿は身体を綺麗に魅せてくれるから、足は組んだ方が良い!(朗報!!)ただしつま先を引いてから組むこと。前述の、”つま先重心の座り方”を思い出して!

つま先を前から引っ掛けて、お尻を組み直したら組む。下の足をヒール(10cmくらい)を履いていると想定して引く。そうすると身体が曲がらないし、歯も噛みしめなくなる。下の足をかかとにすると曲がってきてしまうけど、つま先をしっかりコントロールすると膝型が良くなって足が長く見える。上半身頑張っていないから疲れないし、噛まないし、これであ、(お)の唇をすれば完璧。

参考▷https://www.instagram.com/p/BkULf6vFiGw/

\最後に/
無表情の時の顔の緊張感のなさがたるみを作ってしまっているから、常に無表情にしない意識を!常に”顔の体感である唇”を意識下におき、ここが締まるように生活をするという意識を持つこと。大袈裟じゃなく、自分は女優だ!くらいの気持ちで生活をしてみて!!
今回の美容メソッドを読んでみて、「自分の美的感覚的に合ってるな」と思っていたら日常に取り入れてみて。その上で良いもの(化粧品や美容グッズ)を使って、良いものを食べるっていうのが健康的だと思う。
小顔になるためには、日常生活を見直すこと。美は、毎日の積み重ね!こつこつ毎日がんばろう!
By.木村祐介先生

=スタッフ振り返り=
今回木村先生と、”美”について一緒に考えてみて、表面ばかりを気にした美容法がいかに無駄で遠回りか実感しました。
一見マニアックに思えるけれど、筋肉のつき方、骨の仕組み、筋膜のつながり・・
こういったことを一度きちんと理解することの方がよっぽど”美”への近道なんだと!
私はガチガチの文系出身ですが、この講座をきっかけに生まれもったオタク気質に火がつき、
今は身体中の筋肉の意味とつながりを知ることに夢中です。
残りの人生、正しく身体を使ってあげることで、健康で元気に、より美しくなれるならそんなお得なことない!と思いました。
みなさんもできることから少しずつ、一緒に初めてみませんか^^?

木村先生、この度は誠にありがとうございました!!

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